このブログのことなんですけど。
今更な感じは否めないが、JetPackがアラート出してて気になったので、この際新しくしてみようと思い、大まかな手順を書き残す。
PHPの切り替えは、最新のWordpressだけなら問題ない。
特筆する内容はない。公式サイトでわかりやすく説明されている。
もし独自プログラムを動かしているなら、動作確認の必要は出てくるが、前述の公式サイトでステージングの説明があるため事前に評価は可能だが、独自プログラムを開発している人なら、ローカルの開発環境でも当然テストしているだろう。
モジュール版を選択するとApacheプロセスとなりパフォーマンスが向上する可能性があるが、契約プランによっては選べない。
MySQLのバージョンアップとWordpressのデータ移行について。
プランによってやり方は異なるが、ライトプランでデータベース(以降DBと表記)が1つしか利用できない場合は、バックアップを行い、一度DBを削除し、再度作り直す必要がある。
今回はライトプランの場合で説明する。
この方法は、DBを削除、再作成、データインポートの順で行うため、当然DB削除後はダウンタイムとなる。
おおよそ以下の手順となる。
phpMyAdminでDBのバックアップを行う。
まずは、ロリポップのコントロールパネルへログインし、その後phpMyAdminへログインをする。
その後、phpMyAdmin内にてエクスポートを行う。エクスポートを行うとsqlファイルがダウンロードされる。このファイルは後述の手順で使用するため、パソコンのどこに保存されたかを確認しておく。
ローカルにLAMP環境などがあれば、ちゃんとエクスポートされているかローカルで確認できるとベター。
本稿の内容とは異なるが、どうしても心配な場合は、DBを2つ以上作成できるプランに変更するのが最も安全です。DBを削除する必要がなくなるので。
データベースを一旦削除し、再作成する。
バックアップに問題がなければ、ロリポップのコントロールパネルからDBを削除し、再度作成する。
接続情報(DB名・ユーザー名・パスワード)は、新たに設定しても良いし、wp-config.phpに書かれている現行の接続情報を設定しても良い。ちなみにwp-config.phpはwordpressインストールフォルダ直下にある。
作成時、DBを選択できるが表示されているものの最新バージョンを選べば良い。もちろんWordpressで対応されているバージョン内での最新を選ぶ必要がある。
少なくとも2020年6月時点では単純に最新を選んでおけばOK。
phpMyAdmin内でデータをインポートする。
エクスポート時にダウンロードしたファイルを指定して、インポートを行う。
WordPressの接続情報を変更する。
FTPソフト等を使用し、Wordpressインストールフォルダ直下にあるwp-config.phpを変更する。前述の手順で、接続情報を変更しなかったとしても、接続先のサーバ名は変更されているはずなので変更作業自体は必要となる。
ここで作業自体は完了となる。
上記作業後に、ブログを表示しようとしたら「データベースに接続できません」と表示された場合の対応。
DB接続情報が間違っていない場合は、おそらくwp-config.phpのアップロードに失敗しているためだと思われる。
ロリポップでは、wp-config.phpのパーミッションが400となっている可能性があり、400はアップロードしてもファイル内容を上書き出来ないため、FTPソフト等で一旦644にパーミッションを変更し、ファイル内容を変更、アップロードする。
作業が終わったら再び400に戻しておくことを忘れずに。