これはもう歳の問題もあるのかもしれないし、懐古厨と言われてもしょうがないのかもしれないけれど、FF7にまったくハマらなかった話。
1997年、当時FF7をプレイしていた時は心が震えたんだけどな。
分作だったのを知らずに衝動買いしてしまった。
完全に自分のせいなんだけれど、CMみたらそんな感じに見えなかったし、そもそも買う直前までは期待もしてなくて、ろくに調べもせず酔っ払って購入してしまった経緯。だって開発期間5年あって、まさかミッドガル脱出までとは思わないじゃない・・・。
閉塞的なミッドガルを脱出して、外の世界へ出た開放感を今でも忘れないのに、脱出したらクリアってどうなの。
そしてボリュームが少ない割に高すぎる。1本約1万円で、仮に5作で完結したとして約5万円だね。ディア○スティーニかよっていう。
シナリオ進行のペースが遅い。
当然といえば当然。よくいえばストーリーを掘り下げて、細かい描写があるとも言える。これは良いが、逆に言えば、それ以外のコンテンツは不要に感じた。蛇足。
全体的に漂うレガシー感。
最近ウイッチャー3や、Bloodborneをプレイしていたからかもしれないけど、全てが安っぽく感じる。絵は美しいのに、ものすごい時代遅れなゲーム。
サブクエストもただ面倒なだけで、ウイッチャー3のサブクエストみたいなクエストごとに興奮したりすることがない。ウイッチャー3と比較すること自体がたぶん間違っているんだろうけど。
当時を懐かしんで買うと後悔する。
確かに懐かしいと感じる部分もあるけれど、そのノスタルジーな気持ちはそっと胸にしまっておいたほうが良い。懐かしみたいなら、当時のオリジナルをプレイしたほうが絶対いい。
ただ、単純にゲームとしてはつまらない。
キャラゲーとしては成立しているのかな。クラウドやティファのファンだから買うっていう動機ならすごくわかる。いや、だいぶあざといんだけどね。
今回の件で、もうスクエニ開発のゲームは買わないでおこうと思いました。おわり。